2009年03月13日

マスター。散る。

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私は今、引越しのバイトをしている。


昨日は京都市内の某高校の新校舎移転作業だった。


午前中は美術室(3階)へ備品の搬入作業。

エレベーターが小さいのでほとんどの備品は

階段で持って上がらなければならない。


「膝が笑うとはこのことか」と思うぐらい

足がガクガクになっていた。




午後は図書室(3階)への本棚の搬入。

幸い本はなかったが、この本棚が半端なく重い。

4人がかりで階段で運ぶ。


壁にぶつけないように細心の注意を払う。


みんな制服のジャケットを脱いでいたがあえて私は脱がなかった。

もちろん脂肪燃焼のためだ。汗が止まらない。


着替えを2枚持っていったが足りないぐらいだった。

この時すでに2リットルの水を飲んでいた。






私はバテてくればくるほどがむしゃらにがんばった。

その様は全盛期の千代の富士の土俵際の粘りを

彷彿とさせる動きだった。(と、思う)




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6時半に作業が終わり帰途に着く。

達成感と心地よい疲労感でいっぱいだった。




そうだ。ここまではよかったのだ。




その後私は帰宅し風呂に入り食事をしてゆっくりしていた。

だが急に味わったことのない気分の悪さに見舞われた。

変な汗が出てきて血の気が引いていく。




「ヤバイ」




私は迷うことなくビール瓶を探した。

ENTEROオーナーがよく使っていた手だ。

手刀で割り、足に突き刺す。

こうして意識を目覚めさすのだ。




だがビール瓶がない。




そうこうしているうちにうちのビッグマザーが帰ってきた。




私 「病院へつれていってくれ」




ちなみに私は車の免許がない。

あったとしても今の状態では確実に事故するだろう。

危険を察知してくれた母親は病院に連絡してくれた。


準備をして車に乗り込む。

家から病院はそう遠くない。

私は苦しみながら言った。




 私  「こういう時こそ安全運転で頼む」




マザー 「ラジャー」




だがそこにはアクセルを踏み込んで完全に

座高の上がっている母がいた。


病院で診察してもらい点滴を受ける。

だいぶ楽になった。






診断結果; 脱水症状





私は翌日のバイトをキャンセルした。





被害結果;診察費で一日のバイト代がとんだ。


反省点;ビール瓶の準備不足


posted by master at 11:19| Comment(4) | TrackBack(1) | 日記

2009年03月03日

バイト

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先日ENTEROオーナーから私のブログにこんな

コメントが残された。


「人はいつも選択に迫られる。

いつも厳しい方を選択する癖をつけろ」


これを見て私は迷わずあるバイトを選んだ。


「引越し」である。


友人などから引越しのバイトの事は

何度か聞かされたことがあった。

ビルドアップして今となっては階段さえ息のあがる私だが

減量もできるし一石二鳥だと思い早速面接に行き

日にちを決めた。


バイト初日、指定された営業所にいくと何十人もの人で

ごった返していた。

どうやら今日は、個人の引越しではなく某保険会社の

事務所の移転をするらしい。

外にはすでにマイクロバスが用意してある。


手続きを済ませ制服をもらい更衣室へと行く。

そこには高校生みたいな奴からオジサンまで30人ぐらい

キョロキョロ辺りを見回しながら着替えている。

どうやらみんな今日がバイト初日らしい。

僕もイソイソと着替え終えた瞬間

少年Aが私に尋ねた。


少年A 「ロッカー空いてないんですけど着替えどこに

     置いとけばいいですか?」



僕はこの瞬間、「しめた」と思った。

コヤツは完璧に私の事を上司と勘違いしている。

ビルドアップしたこの肉体が上司の雰囲気を

醸し出しているのだろう。勝ったと思った瞬間だった。

得意のポーカーフェイスで少年Aに答える。


私 「テキトーにその辺おいとき。」



私自身、なぜかテンションが上がってきているのを

肌で感じつつ、バスに乗り込んだ。


作業が始まった。


現場には責任者みたいな人は2人いる。

初めての作業にややテンパりながらも決して誰にも悟られる

ことなく黙々と作業をこなしていく。

すでにこの時には、少年Aに続き、何人もの奴が

いろいろ聞きにくるようになっていた。


少年B「トイレ行ってきていいですか?」

私  「おう。いいよ」


少年C「これどうしたらいいですか?」
  
私  「テキトーにやっといて。」


私はすでに重い荷物を持つことは無く

指示ばかり出すようになっていた。


作業開始1時間が経過した。


調子に乗っていた僕は責任者に呼ばれた。


「やばい。」


思わず息をのんだ。責任者のところへ行く。。。

私は叱咤されることを覚悟した。



するとオフィス設計の図面を渡され、こう言われた。



責任者 「これ見てみんなに指示だしてあげて」



私は「勝った」と思った。

そのときの心のガッツポーズは

王貞治氏の868号目のホームランを打ったときの

それに似ていた。


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その後、ここぞとばかりに指示を出しまくった。


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そして昼休み。

たいして肉体労働もしてないのに昼飯に食らいついた。

人間というのはメシを食べるとつい隙ができる。

このときも例外ではなかった。

先ほどの少年Aとその他大勢でメシを食べながら

何気ない世間話をしていると少年Aは聞いてきた。



少年A 「先輩いつから引越ししてるんですか?」



私  「ん? 今日から。」



少年A 「!?。。。」



油断した。つい本当のことを言ってしまった。


決して素人だと気づかれてはいけない状況を忘れていた。


ホラは最後まで吹き続けなければならないものである。


午後からの作業、だれも指示を聞きに来なくなった。。。




被害結果;後半追い込むはめになった。


反省点;ハッタリは最後までかますべし。




posted by master at 15:34| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記